|
|
|
網代は枌板(ヘギイタ)を主材とし、杉皮、桧皮、竹の皮などを使って各種の模様に編んだもので、その由来は、川の瀬にて魚を捕るため竹や木を編んで網の代りに立てた漁法から名付けられたといわれています。
篭や蓆(ムシロ)の編み方も意匠化され、網代天井の他に網代戸、網代塀、網代垣など一種の技法としてかなり古い時代から網代の名がみられ、数奇屋建築などの草体形式の意匠に相応しいものとして継承され、現代においてもなお広い範囲に応用されています。
網代天井に使われる主材は粉板で、草庵形式には落着いた色調の黒部杉が好まれ、普通には吉野杉・秋田杉・椹などがつかわれます。粉板は長さ3尺3寸、巾5寸で天井の大きさと網代の意匠により二枚割・三枚割・四枚割として粉巾が決められます。
|
|
|
■網代の種類
網代は模様や編み方によって次のような名称が付けられています。 |
|
|
|
■作業風景
当社では 規格サイズ及び長尺サイズのご注文でもすべて受注生産となっています。
網代を編む作業は、何れの場合も天井廻縁の内法寸法を基準に下地板を作成し、割付の墨出しを行ない網代に編み上げます。
時には一枚の大きさで釣り上げる事の出来ない場合は、網代を下で一旦編み上げた後に切断し、天井に納めた後切断部分の粉板を差し替え一枚の天井にすることが出来る。
|
|
|
|
|
中心から矢羽根の形が出来ています |
|
一枚一枚を針釘で留めています |
|
|
|
■ホルムアルデヒド発散等級表示
平成15年7月1日より施行の建築基準法が改正されました。この改正は、ホルムアルデヒド発散量の等級が確認されている建築材料について、ホルムアルデヒド発散等級を表示、登録し、当該建材にホルムアルデヒド発散等級を表示する制度に関し、必要な事項を定めることにより、消費者に対し安全性及び居住性の優れた内装建材等の供給を図ることを目的とする。これに伴うシックハウス対策には 弊社では財団法人日本建材・住宅設備産業協会にて、ホルムアルデヒド発散等級表示登録を受けています。 |
|
|
|
|
■サンプルについて
サンプルを希望される方はFAXにて注文して下さい。
送り先…住所・会社名・担当者名・TEL・FAX番号をお知らせ下さい
尚、網代を使用される場所をお知らせ下さい
編み方…矢羽根(六寸勾配・四寸勾配・矩勾配)・市松・石畳・篭目
上記編み方の中から2点をご指定下さい
材 質…杉柾のみとさせて頂きます。(サワラ・黒部杉等は1枚¥2,000です)
大きさ…38cmх30cm位の大きさです
価 格…2枚までは無料とさせて頂きます
送 料…お客様で負担して頂きます。(着払い) |
|
|
|